はじめまして!
地方国立大で物理学を学んでいます。せりくんと申します。
よろしくお願いします!
いきなりですが、一つ質問したいと思います。
あなたが「FP(ファイナンシャルプランナー)技能士」の資格を取得しようと考えたのはなぜですか?
次の中から選んでください。
- インフルエンサーがおすすめしてたから
- とりあえず資格が欲しいから
- 本格的にお金の勉強をしてみたいから
- 金融・不動産業界への就職を考えているから
- その他(強い意志がある方)
選べましたでしょうか??
①、②に該当する方、ごめんなさい。
少し厳しい言い方をしますね。
①、②に該当する方は、取得を考え直したほうが良いです。
理由は1つ。
FP技能士の資格には「価値」がないからです。
資格が持っていないとできない独占業務が無いですし、就活においても3級はもちろん、2級でさえ業界によってはアピール材料になりません。
資格を勉強する際には「理由」がとても大切です。
なぜその資格が必要なのかを考えるようにしましょう!
”資格コレクター”にならないように
一方で、③~⑤に該当する方にとっては、大いに「役に立つ」資格になるでしょう。
③&④に該当する僕自身、取ってよかったと感じる資格でした。
本記事では、FP技能士3級&2級を取得して実際に役に立ったと感じた場面(取得するメリット)について解説していこうと思います!
少しでも皆さんのモチベーションアップに繋がれば幸いです ^^
それでは早速いってみましょう~。
金融リテラシーが身につく
大学生の僕たちは、お金に纏わる知識をほとんど持っていません。
FP技能士の資格勉強をすればわかりますが、保険や投資、税金、不動産など、知らなかった知識が多すぎて愕然とすると思います。
しかしながら、これらは近い将来必ず関わる話題です。
全く無知な状態のまま、社会人になるのは少々怖いですよね。
そういった不安を払拭できるのもFPの魅力です!
具体的に、FP技能士では以下の6分野について学習します。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
FP3級レベルでも、これらの項目について十分理解することができます。
金融リテラシーに不安がある場合、十分な時間が確保できる大学生のうちに取得しておくことをおすすめします!
就職活動(特に金融業界)に役立つ
金融業界での就職活動において、FP技能士2級は比較的役立ちます。
理由は、金融業界に一定の興味・関心を持っていると評価してもらえるためです。
特に、経済学などが専門外の学生にとって、頼もしい味方になってくれます!
また、学んだ知識はインターンシップでもしっかり活躍します。
自分が受けた、金融業界のインターンシップにおけるワークショップの内容は以下の4つです。
- ・FA業務
- ・融資業務
- ・保険提案
- ・ポートフォリオ作成
これら全てにおいてFP技能士3級&2級の知識をフルに活かすことができました。
具体的には、各ライフイベントに必要な大体の金額や金融商品の商品性、用語などが挙げられます。
僕は理工系学部の出身ですので、経済学部の人たちに劣っているのではないかと考えることもありましたが、FPの知識で十分、太刀打ちすることができました。
どのみち、金融機関に就職した場合、ほぼ確実に昇給・昇格に必要な資格なので、早いうちに取得しておくことをおすすめします!
相性の良い資格が多い(Wライセンス)
前述したように、FP技能士の学習内容は多分野にまたがるため、他の資格と重なる部分が多くあります。
中でも特に相性の良い資格は以下の5つです。
- ・宅地建物取引士(宅建士)
- ・社会保険労務士
- ・税理士
- ・証券外務員
- ・日商簿記
金融業界への就職や、今後のNISA拡充に合わせて個人でも投資をしてみたいという方は、日商簿記とのダブルライセンスがおすすめです。
自分も日商簿記に挑戦中です!
FPは難関資格の土台になり得ますから、興味があれば一度挑戦してみてくださいね!
補足:Q&Aコーナー
補足情報をQ&A形式でお送りします。
Q:FP技能士の試験は難しい?
A:3級は簡単(目安は2週間)2級は普通(目安は1ヶ月)
Q:他にメリットはある?
A:学部学科によっては、FP技能士2級を単位認定してくれる。
Q:デメリットはある?
A:受験料が比較的高い。年3回しか試験日がない。
終わりに一言
本記事では、FP技能士3級&2級を取得して実際に役に立ったと感じた場面(取得するメリット)について解説しました。
いかがったでしょうか?
個人的に、FPは勉強時間に対して得られるメリットが多い資格だと思います。
本当にコスパ抜群です。
将来のために金融リテラシーをつけたい人、金融業界への就職を考えている人はぜひ挑戦してください。
その他、気になることや質問がある場合は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
最後まで見ていただきありがとうございました!